CakePHP | migration を利用したスキーマ管理

CakePHP

本記事では、CakePHPのプラグインに用意されている migration を利用する方法を記載いています。

CakePHPでアクセスするデータベースの構築、変更は、SQLを直接発行することでも可能です。

SQLを直接発行して、データベースを構築したり、変更できるので、

SQLに慣れている場合には、直接メンテナスをする場合もあるかと思います。

しかしながら、migration を利用することで、

データベースの変更管理などがしやすくなり、メリットが多いと思います。

簡単なmigration ファイルの記載していますので、参考にしてみてください。

migrationファイルの作成

最初に、Usersと、Commentsテーブルを作成してみます。

Users、Commentsテーブルの作成

上記のコマンドを実行すると、Users用のマイグレーションファイルが生成されます。
このファイルを編集していきます。

ちなみに、マイグレーションファイル名は、下記のようなルールで生成されます。

Usersテーブルは、一般的な項目を定義していきます。
・name
・kana
・gender
・birthday
・email
・password

Commentsテーブルは、一般的な項目を定義していきます。
・comments

マイグレーションファイルを編集後に、マイグレーションを実行します。

上記のようなメッセージが表示されていれば、

Users、Commentsテーブルは作成されています。

テーブルの作成以外にも、更新、削除なども、

定義して、実行することができます。

せっかくなので、作成したテーブルに、テスト用のデータも登録していきます。

初期データの登録

初期データの登録は、シードファイルを作って初期データを登録します。

Usersテーブル

シードファイルは、下記のコマンドで生成することができます。

上記のコマンドで生成されたシードファイルを次のように編集します。

下記のコマンドを実行して、Usersテーブルの初期データの登録を行います。

Commnetsテーブル

コメントテーブル用のファイルも編集します。

下記のコマンドを実行して、Commentsテーブルの初期データの登録を行います。

まとめ

簡単でしたが、CakePHPのmigrationの利用方法を解説いたしました。

migrationは簡単に利用することができます。

しかしながら、初期データなどの記述など、手間のかかる部分もあります。

最初に、手間はかかりますが、テスト時などにも再利用が可能です。

ぜひ、機会があれば、利用してみてはいかがでしょうか?

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