はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで

プログラム

今回の書籍は、「はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで 」 です。

システム開発では、要件定義というフェーズは欠かせません。

 

しかしながら、要件定義というフェーズを、企画書の作成から携わっている方は少ないのが現状ではないでしょうか?

 

また、大きなプロジェクトの一機能の要件定義を担当しただけで、要件定義の全体像をなんとなくとしか理解できていない…

小さいプロジェクトなので、要件定義というフェーズを経験したことがない…

 

そのようなエンジニアも多いのではないでしょうか?

 

要件定義とは、こういうものだと自身をもって、部下に説明できる!

そのような経験をされているのが理想ですが、

実際には、プロジェクトの規模や特徴によって、要件定義というフェーズは、様々な定義になっている場合も多くあります。

 

今回の書籍は、7年ほど前に発行された書籍ですが、いまだにベストセラーとなっている要件定義の解説書です。

 

新人エンジニアをはじめ、

要件定義を担当することになったエンジニアにはもちろん、

要件定義をなんとなく経験で進めてきているベテランエンジニアにも、大変おススメの書籍です。

本書の概要

本書の構成は、2部のパートに分かれています。

本書の構成
  1. 第1部 要件定義って何だろう?
  2. 第2部 要件定義の詳細
  3.    準備編
  4.    助走編
  5.    離陸編

著者

1968年大阪生まれ。
1989年桃山学院大学社会学部社会学科を中退。
2つのソフトウェア会社にてパンチャー、オペレータ、プログラマ、システムエンジニア、プロジェクトマネージャなどとしてさまざまな業種・業態向けシステム開発に携わった後、アーサーアンダーセン・ビジネスコンサルティングに所属。
ERPコンサルタントとして企業改革の現場に従事。その後、トレイダーズ証券株式会社の新規創業時においてIT事業部ディレクターとして、さらに株式会社マネースクウェア・ジャパンの新規創業時にIT担当取締役として参画、両社にて当時としては先進的なリッチクライアントによるオンライントレーニングシステムを実現。
引用:本書 Profileより

本書のポイント

カラーで読みやすい

カラーで読みやすく、図表も多く、わかりやすい説明です。

図表は、実際の要件定義に記載するものばかりなので、業務に応用することができるしょう。

程よいボリューム

本書のページ数は、184ページで、持ち運びにも邪魔にならない厚さ、大きさです。

しかし、内容はダラダラとした内容ではなく、簡潔に説明されているので、

スラスラと読めて、頭に入ると思います。

本書をしっかりと読み込んでいけば、要件定義の流れが掴めてくると思います。

書籍について

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