Trello | APIを利用したカード起票サンプル

サンプルプログラム

Trelloには、Web上のアプリケーションとして利用するだけでなく、
APIとして、プログラムインターフェースから利用することも可能です。

Trelloに用意されているAPIは豊富にあるため、
ほとんどの機能をAPIから利用することができます。

ここでは、ボードリストの取得から、カードの起票までのサンプルを記載いたします。

準備

アクセスキーの取得

APIを利用するには、アクセスキーとトークンの取得が必要となります。
このアクセスキーとトークンは、IDやパスワードの代わりになるものとなります。
これらをまず取得します。

最初に、Trelloにログインします。
ログイン状態のまま、下記のURLにアクセスします。
(ブラウザの別タブでアクセスした方が良いです)

アクセスすると、下記のような画面が表示されて、
画面内に、アクセスキーが記載されているので、これをメモしておきます。

アクセストークンの取得

取得したキーを利用して、下記のURLにアクセスし、API利用の認証を行います。

アクセスすると、下記のような画面が表示されるので、「Allow」をクリックします。

「Allow」をクリックすると、下記のようにアクセストークンが表示されます。
これもメモしておきましょう。

上記の流れで取得した、アクセスキーとトークンを利用して、
APIを発行してTrelloにカード起票などを行ないます。

今後、APIを利用する際に、必ず必要になるものなので、
忘れないように管理しておきましょう。

以上で、TrelloにAPIを発行する準備が完了となります。

カードの起票方法

ボードとリストは下記のような状態です。

ボード一覧を取得

ボードは2つあることが分かりました。
今回は、「Trelloへようこそ!」のボードを利用します。

ボードのIDは「5f3894464546451f9a771d56」だと分かりました。

ボードのリスト一覧を取得

ボードのIDをURLに埋め込んでそのボードにあるリストの一覧を取得します。

「するべきこと」リストのIDは「5f3b3454565446542adc46b7」だとと分かりました。

メンバのIDを取得

カードには担当者を示すメンバを登録できます。
ボードに居るメンバの一覧を取得し、IDを調べます。

登録するサンプルプログラム

APIでPOSTできるば良いので、今回はCakePHPでAPIを利用してみます。

実行して、Web上で確認してみます。

無地にカードが起票されました。

まとめ

上記のサンプルのとおり、TrelloのAPIを利用するには、非常に簡単です。

Trello APIには、Trelloを操作するためのメソッドが一通り揃っていて、利用方法もシンプルです。

Trelloと連携するシステムを構築する際にも、非常に役立つと思います。

機会があれば、ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。

公式サイト (Trello Developer)

The Trello REST API

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是非、参考にしてみて下さい。


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