Laravel10 | Docker+Laravel+React+TypeScriptの環境構築手順

Laravel

Docker上に、Laravel環境を構築する手順は色々な記事がありますが、
下記のサイトが一番きれいにまとまっていると思います。

Docker+Laravel+React+TypeScript構成のフルスタックパッケージを順を追って構築する【前編:サーバーサイド】
https://sagara.ink/article/app/204/

それでも、いくつかの部分では、うまくいかない部分もあり、適宜対応する必要があります。

本記事では、はまったポイントを中心に解説してありますので、ぜひ、参考にしてみてください。

おおまかな流れは、上記の記事の順番で問題ないです。
参考サイトの記事にある GitHub から、構成ファイルを取得して進めていきます。

php

docker-comopse.yml

docker/php/Dockerfile

Docker再起動時にエラーが発生する場合

PHPのDockerコンテナ再起動時に、下記のエラーが発生する場合には、必要なコマンドが不足している可能性があります。
そのため、適宜、zip、unzipなどのコマンドを追加します。

Viteの設定変更

参考サイトでは、LaravelMixを利用する手順となっていますが、今回は Laravel10に標準でインストールされている vite を利用していきます。

src/vite.config.js

注意点としては、 server項目のhostをtrueに設定する部分です。
この設定をしていないと、ローカルからアクセスすることができません。
詳細については、公式サイトを参照してください。

サーバオプション

JavaScriptのコンパイル

appコンテナ上で、下記のコマンドを実行して、開発モードで確認していきます。

また、ソースファイルを修正した場合のhot reloadについては、下記の設定が必要となります。

TypeScript

TypeScriptの動作確認については、下記のサイトが非常に参考になります。

Laravelに新しく導入されたフロントビルドツール「Vite」でTypeScript+React開発環境を構築する方法
https://www.webopixel.net/php/1793.html

テスト

テスト用に、ログイン機能の準備をして確認します。

下記のコマンドを実行して、User用のSeeder雛形を作成します。

database/seeders/UserSeeder.php

seederの実行

Seederファイルは作成しただけでは実行されませんので、DatabaseSeeder.phpへ登録します。

database/seeders/DatabaseSeeder.php

データベースの初期化を実行します。


画面右上のLogInから、ログイン画面に移動して、テストユーザーでログインできれば成功です。

Laravelはバージョンアップの頻度が高く、対応が大変ですが、便利になっている部分が多いので、
積極的にバージョンアップをしてキャッチアップしていくと良いと思います。

参考サイト

Docker+Laravel+React+TypeScript構成のフルスタックパッケージを順を追って構築する【前編:サーバーサイド】
https://sagara.ink/article/app/204/

Laravel 10 と Vue 3 の開発環境を Docker で構築する
https://qiita.com/yutotakakura/items/d1cc909897ac8277baea

Laravelに新しく導入されたフロントビルドツール「Vite」でTypeScript+React開発環境を構築する方法
https://www.webopixel.net/php/1793.html

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