今回の書籍は、「原因」と「結果」の法則 です。
100年以上も読み続けられ、聖書の次に売れているという、自己啓発の定番となる書籍です。
最初に購入したときは、2003年ごろなので、もう、20年ほど前に購入した書籍ですが、
毎年、必ず読み返している書籍です。
本書の概要
本書は、英国が生んだ、謎の哲学者ジェームズ・アレンによって、1902年に書かれたものです。
世界中で今も売れ続けている書籍となっており、
聖書より売れているという有名な書籍です。
本書の主張はシンプルです。
「原因」によって生み出される「結果」。
その因果関係には偶然性が存在しないということを、シンプルに伝えています。
本書の構成は、7つのパートに分かれています。
- 思いと人格
- 思いと環境
- 思いと健康
- 思いと目標
- 思いと成功
- ビジョン
- 穏やかな心
著者
ジェームズ・アレン
1864年、英国生まれ。父親の事業の破綻と死から15歳で学校を退学。
以後、さまざまな仕事に就きながら独学で学び、38歳で執筆活動に専念する。
作家としてのキャリアは他界した1912年までの9年間と短いが、執筆された19冊の著書は世界中で愛読され、とくに1902年に書かれた『AS A MAN THINKETH』は、現代成功哲学の祖として知られるナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、アール・ナイチンゲールなどに強い影響を与えた。
今も、自己啓発のバイブルとして、世界中で読まれつづけている。
本書のポイント
文章が短いので、短時間でも読むことができます。
毎日の就寝前に、少しづつ読むだけでも、翌日から自分自身に変化があると思います。
価値ある目標を達成することに、自己犠牲を払わなければならないことが納得できる。
本書を読んで
人は誰でも内側で考えているとおりの人間である。
心の中の思いが私たちを作っている。
この文章を読んだときに、強い衝撃を受けました。
人は、思ったとおりの人間になるということ。
今の自分は、自分自身が望んだ結果だということを、わかりやすく伝えています。
今の自分は、数年前の自分の思考、行動の結果だということ。
5年先、10年先の自分は、今の思考、行動の結果になるということを改めて実感できました。
本書を要約すると、下記の3つになるでしょう。
- 環境は自分が創りだしている
- 成功には自己犠牲が必要である
- 正しい思いは訓練できる